日曜の夜が好きな人はめったにいないとは思いますが
私もこどものころからこの雰囲気が苦手です。
ただ、私が最も好きな番組『情熱大陸』があるのも日曜の11時。子ども達は勿論、主人までもが神経質な性格上明日に備えて眠る時間、私はコーヒーを飲みながら、ほとんど毎週この番組を静かに観ています。
毎回、情熱をもって生きる人物に焦点を当て、カメラが張り付いて
彼らの日常を追うといったダキュメント番組で
成功者の富裕層だけではなく、アスリートや職人、こだわり抜くが故に
不器用で、どうみても貧乏そうなアーティストなどその人選もユニークです。
そして何が楽しみかというと、その人々から出てくるコメントです。
語るというよりは、こぼれるという言葉がぴったりです。
やはり、情熱を抱き生きる人のことばは重い。
人間らしく飾らない.....だから、響くのでしょう。
いつも考えます。私はもう無理ですが、こども達もこんな生き方をしてほしいと。
今回の人物は中国で活躍する建築家/37歳男性でした。北京オリンピックをまじかに空前の建築ラッシュの中、きちんと払わない、話を聞かない、指示を無視する中国人相手に頭を抱えながらも、斬新なデザインの高層ビルを次々と竣工していく。
印象に残ったこどばは
「自分の引いた線がカタチになると単純に嬉しい。だから建築家がやめられない」と微笑んで。
そして、葉加瀬太郎のもの寂しいエンディング曲で私の休日がゆっくりと終わります。
僕も、出来るだけ見ます。
なんとなく、あのバイオリンの音を聞くと落ち着きます。
賢人たちはすごいですね、少しでも見習いたい自分がいます。
投稿情報: 九州NBC:村上 | 2008/01/31 13:14
村上さん、コメントありがとうございます。
ちなみに、カンブリア宮殿、ガイヤの夜明け、ソロモンなどその系をみては
いつも賢人のことばにため息がでます。
自分がいかに凡人なんだと突きつけられています。
やはり私は情熱大陸が一番好きです。ドロくささがいいですよね。
投稿情報: takakura | 2008/01/31 13:51